せおりーどおりー

パパ内科医の雑記

"セオリーどおりー" とは

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この記事では当ブログタイトルの、
"せおりーどおりー"、について。
 

由来は・・・

【セオリー通り】という言葉です。
そのままやん。
でも通りはひらがな表記にしました。
誰が作った言葉か知りませんが、
セオリー通りって韻踏んでて良い響きだなと思います。
でも”どおりー”と伸ばし棒があった方がもっと良い、そう思ってます。
イントネーションはせおりー⤴︎どおりー⤴︎と語尾を上げるイメージで。
なのでひらがな表記の方がこの感じが伝わるかな?と。
 
そもそもの意味は
定石通りにいこう、
堅実にいこう、
といった文脈で使われることが多いんではないでしょうか。
時には、冒険しない、マニュアル通り、なんていう
ややネガティブな意味にも取られる表現かもしれません。
 
僕自身は決して否定的な気持ちはなく、
むしろ自分自身の理論・やり方を通す、という意味のセオリー通り、
として、捉えています。
 
あと洋服のブランドのtheoryも好きです。
これは余談ですが。
 

セオリー通りな診療

内科医の仕事って、
いざ患者さんを診療するとき、
問診から(というよりも事務の方から受付票が回ってきた時からすでに)
必要な身体診察、
オーダーする検査、
結果に応じた治療、
次のステップをどうするか、
などをグルグルと頭の中で考えて、
いくつも枝分かれで選択肢を構築していくような仕事をしてます。
これは僕だけじゃないはず。
『この疾患→この治療方針』で良いだろう、というセオリー通りを想定しながらも、
色々な分岐点で、
何か自身の経験に従わないポイントに出くわすと、
想起しているものとは別の方針、
比較的稀な疾患の可能性も考えていくし、
それまでの過程に見落としがないのかと気付けるきっかけにもなる。
 
セオリーとして最たるものが
『女性を見れば妊娠を疑え』です。
これ、当たった試しがこれまでないのですが、(幸いにも)
女性を診る際はやっぱりセオリー通りに鑑別に妊娠に伴う症状を入れています。
 
医師の診療っていっぱいセオリー があります。
セオリー通りの診療って言葉は、
”マニュアル通り”かのように聞こえてしまうかもしれませんが、
結局医師の能力次第で、
目の前の患者さんの結果が変わるんで
とても大事な作業をしていると思います。
 

セオリー通りな生き方?

ふと思いつきましたが、
この言葉はどうなんでしょう。
僕はセオリー通りでもいいと思います。
もちろん”冒険しない”という意味ではなく
”自分自身のやり方で”という意味です。
 
 
わーわー言うとります。
個人的にはお気に入りの良いタイトル名を思いついたもんだと自負していますんで、
大事に更新を続けていきたいと思います。
 
 
【オススメ本】ブログ開設の参考にしました
この1冊で最初の設定は全て書かれていました。
これから初める方にオススメです。